2020年12月2日に、表千家茶道教室 教授 山下宗典は
永眠いたしました(享年73歳)。
教授の生前には、みなさまに大変お世話になりました。
最初に目にする教室の入口
先生の嗜好で四季色とりどりの装飾が楽しみな瞬間。雨の日にはタオルが置いてあったり、
先生の細やかなお心遣いを感じる場でもありました。
本席の茶道口前
お稽古の準備やお点前の確認など、お稽古に向けて気の引き締まる瞬間。
電話機(子機)が置いてあり、お稽古中に先生に代わって
「山下先生のお宅です」といって電話に出た記憶のある方も
多いのではないでしょうか。
お稽古の終わりで
お稽古の緊張もほぐれて同じ時間帯の仲間との談笑の瞬間。時間帯によっては先生が階段に座りながら
生徒に語りかけてくれることもあり、
お稽古以外の多くのことも学べる貴重な場でした。
水屋に置かれた先生のご指示やご連絡事項のメモ
「まず来たら水屋の注意書きを読んでね」と言われた先生の手書きの注意書き。
お稽古や茶事教室、お片付けについて記載されており、
茶道に対する姿勢も学べました。